5月31日の日経平均株価の予想PERは、10.96倍。
ニューヨークダウの直近の予想PERは11.75倍なので、PERが日米で逆転していることになる。
日本株の方が割安になったこのタイミングでぜひ日本株の購入をお勧めしたい。
ちなみに
日経平均株価の予想PERが11倍を割り込んだのは算出を始めた2004年6月以降では5回だけ。
大変希少なタイミングということであり、好業績の大型優良株を買っておけばまず間違いなく高い収益を得ることができると思われる。
日経平均株価 |
8657.08円 |
予想PER(株価収益率) |
11.11倍 |
PBR(株価純資産倍率) |
0.91倍 |
配当利回り |
2.30% |
・日経平均株価の予想1株利益=779.22円
(2008年秋以来の高水準)
・日経平均株価の純資産=9513.27円
・株式益利回り=9.00%
・1年後の予想1株純資産=10093.38円
(2004年の算出開始以来の最高)
また、29日の騰落レシオは68.30と買い場を示す70を割り込んだ状況。
28日は62.67まで低下し、2010年以降の最低数値。
事業の柱をキャラクター商品の販売からキャラクターのライセンスビジネスに移したことで、
・収益力が格段に向上してきていること、
・全世界的に商品が売れていること、
・高価格の高級ブランドに採用されていること
・景況感にあまり左右されないこと
などはもっと評価されてよい。
目標は下げ過ぎの修正で3000〜3200円。オーバーシュートすれば3500円もあり得そうだ。
<ご参考>
最新、日経平均株価の5月22日現在の指標です
日経平均株価 |
8729.29円 |
予想PER(株価収益率) |
11.17倍 |
PBR(株価純資産倍率) |
0.92倍 |
配当利回り |
2.27% |
導き出される数値は、株価が非常に割安な状態であることを示しています。
・日経平均株価の予想1株利益=781.49円
(2008年10月以来の高い水準)
・日経平均株価の純資産=9488.36円
(過去最高の水準)
・株式益利回り=8.95%
(今年2番目の高さ=1番は5月21日の9.06%)
・1年後の予想1株純資産=10071.70円
(過去最高の水準)
なお、昨年11月25日(終値ベースで昨年最も安かった日)は
日経平均株価 |
8160.01円 |
予想PER(株価収益率) |
13.66倍 |
PBR(株価純資産倍率) |
0.90倍 |
配当利回り |
2.26% |
・日経平均株価の予想1株利益=597.37円
・日経平均株価の純資産=9066.68円)
・株式益利回り=7.32%
・1年後の予想1株純資産=9479.63円
円が対ドルでじわじわと安くなってきている。少し前までは、信用リスク増大⇒リスク回避の円買いという方程式があったが、現在では様相がまったく変わってしまった。
背景を簡単に言うと日本の消費税引き上げがあやしくなってきたこと。「円」に対する国際的信認が急激に下がるサインであり、このままではとても「円」を買うことはできないという状況が生み出されてきている。
民・自両党ともに消費税10%で足並みはそろっているのに、それでも法案成立の見込みが立たないという状態に世界は呆れている。
だから円は買われない。法案がどうなるかある程度目星がつくようになる6月には円安がもっと加速しているかもしれない。