AMAZON 新生活ストア 家庭の暮らしが楽しくなるアイテムが勢ぞろい 株式投資羅針盤2024年3月版 株式投資羅針盤2024年2月版 使わないと絶対損 新NISAの本 武田甲州選定 日本の中小型株VOL.1
PR
  
CALENDAR
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< September 2005 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
8895 アーネストワン
0
    株価が3000円を回復してきた。
    株価が3000円を下回った状態が長く続いたが、先日13週移動平均線と26週移動平均線がゴールデンクロスしたことで上昇基調が明確になってきたようだ。

    四季報を見ても業績はマンション販売が好調で、増収増益。毎期200億円以上売上高を伸ばしてきており、あと数年はこの状態が続いて業績拡大が続きそうだ。

    目標株価は、当面上場来高値の3600円の回復を目指そうが、回復してしまえばその上の4000円台で活躍することになりそうだ。
    長期間の調整を完全に終えたように思われるので、今後、株価の上昇ピッチは案外早くなるのではないかと推測する。
    | - | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
    9/30の騰落レシオ
    0
      2005年9月30日
      112.29  マイナス 4.50

      日経平均 13574.30円 マイナス42.94円。

      出来高 30億4024万株。
      | - | 15:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
      ソフトバンクグループ株式ファンド
      0
        私はイートレード証券の回し者というわけではないが、面白そうな新ファンドなので、紹介してみる。

        名称「ソフトバンクグループ株式ファンド」
        当初募集時の上限は300億円、継続募集上限5000億円で、設定は10月28日。
        投資対象はソフトバンクグループ企業の株式。
        組み入れ候補銘柄および投資比率(8月末で計算)は、
        4689 ヤフー    25%
        9984 ソフトバンク 25%
        3765 ガンホー   13%
        8701 イー・トレード証券 11.7%
        8473 SBI   11.2%
        8473 サイバーコミュニケーションズ 3.7%
        8437 ファイナンスオール  2.7%
        9653 SBIパートナーズ1.8%
        8596 SBI証券  1.6%
        4347 クラビット  1.4%
        以下省略。

        このファンドを使って、お手盛りで自社グループ企業の株価を上げようという意図ではないと思うが、ソフトバンクや、ヤフーの株価は早速反応してきており、マーケットにとっては悪いものではないという印象。
        実際の募集金額を見てみないと株価への本当の影響は図れないが、一応期待してみていたい。
        | - | 14:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
        私が米系のファンドマネジャーだったら、今これを買いたい?
        0
          株式市場が大活況で、大型株一色といってもよいような相場となっているが、現在の相場の主役である外人投資家の主体はやはり、オイルマネーを原資とする欧州系のファンドであろうと思われる。

          一昨年以来今年の春先まで主導権を握っていた米系のファンドはやや影が薄くなったような気がするが、決して日本市場から退出したわけではないと思う。ただ、銘柄の選定基準など、投資方針が異なるだけなのだ。

          私が米系のファンドマネジャーであるなら、東証一部の大型株には目もくれず、換金売りの対象となった新興市場株で成長力の高い銘柄をせっせと拾っていく。
          チャートの形がすぐに右肩上がりになりそうにないことも都合がよい。下がれば買い増しのチャンス拡大である。
          いつまでも東証一部に偏った相場が続くはずもなく、どこかの時点で新興市場にも資金が還流してくるに違いない。
          マーケット全体で動いている資金は非常に大きいので、いったん資金の動きが逆になれば株価はV字回復する可能性もある。


          私が今買いたい銘柄と考えているのは、
          2413 ソネットエムスリー 高成長のオンリーワン企業、競合企業ナシ、上方修正可能性大

          4313 アイ・エックス・アイ 業績大幅上方修正可能性あり。IRIの子会社となって成長加速。中間期売上高155億円、通期は会社情報に193億円、四季報には230億円と記載されているが、300〜350億円程度に大幅増額修正の可能性。利益も大幅上方修正される見込み。
          | - | 14:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
          2326 デジタルアーツ
          0
            デジタルアーツに関する記事が最近よく見られるようになった。ITセキュリティ関連銘柄としての知名度が上がってきているが、株式の評価としては物足りないような気がする。

            デジタルアーツは、有害サイトをパソコン上で見られないように制限するフィルタリングソフトの開発企業で、国内では最大手。
            金融機関等の偽のHPに誘導することで、暗証番号などを盗み取るフィッシングサイトなど情報搾取サイトや偽サイトなどが急増してきており、個人や企業サイトからフィルリングソフトに対するニーズが急速に拡大してきている。
            デジタルアーツのソフトは米国でも特許を取得しており、認知度も高い。また、有害サイトへの接続を防ぐためにネットカフェ設置のパソコンにはフィルタリングソフト搭載が義務付けられる措置がとられたりするなどの社会的要請も出てきている。

            また、東芝が同社製ノートブックタイプのパソコンにデジタルアーツ社のフィルタリングソフト「iフィルター」を標準搭載するなど、これからは、パソコンへの標準搭載が一層進むと見られる。

            なお、米国でも特許を取得したが、米国ではフィッシングの被害が日本よりはるかに大きく、フィッシングサイトへの接続ができないようにする、という機能が高く評価されているようである。

            業績は9/26に上方修正されたが、さらに上方修正されることも考えられる。なお、ACCESSとも提携していることから、携帯電話関連でも何か材料が出てくる可能性もある。

            株価は一時499000円をつけてやや値下がりしているが、換金売りに押されただけで、株価の上昇基調には変化がないと思われる。
            今後も少しずつ株価が上がり続けて、目標としては、年内60万円台乗せを期待したい。
            | - | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
            くだものと株式
            0
              一言で言うと
              「くだものと株式はおいしいときが一番危ない」ということ。

              今の相場はまさに全員参加型の大型株相場となっている。私はたとえば新日鉄やトヨタ自動車の現在の株価が割高であるとは思わない。

              でも、新日鉄や住友金属の株価が1日で30円値上がりしたり、トヨタの株価も毎日200円ずつ上がっていくような状況は、株式投資としては「あまりにもおいしすぎる」展開ではなかろうか。
              くだものは食べて「一番おいしい時期は腐って食べられなくなる寸前」といわれるが、株式も同じであるように思う。

              くだものがいつまでもおいしいわけでないのと同様に、株式もいつまでもおいしいわけではないということをわきまえた上で、今回の大相場に乗っていくことをお勧めしたい。
              その場合の羅針盤となるもののひとつに株式市場の体温計ともいえる「騰落レシオ」がある。日経新聞でも最近よく書かれているが、新聞で言うように騰落レシオが120を超えれば一様に相場が過熱で、株価が割高で危ない運用先になるわけではない。
              たとえば、日経平均株価のチャートを見ると、現在株価、13週線、26週線、52週線が順のパターンできれいに並んでいて、移動平均線はすべて右肩上がりになっている。このようなときの騰落レシオのピークは140を超え、150に迫る可能性があることを、あらかじめ頭に入れておくことが必要だ。
              私は今回相場の騰落レシオは140を超えてくると思っているが、先々の状況を見ていくと、早ければ10月第1週〜第2週あたりで130を超えて140をも超える可能性があり、要注意である。

              そのほか移動平均乖離率をみると、大人気の5405住友金属の25日線乖離率は約48%にまで拡大、過去に1回しかない水準だ。
              これから目先「いけいけどんどん」がどこまで続くのかよくわからないが、経験則では赤信号が灯っている状態と思われる。鉄鋼株や自動車株の今の株価がPERからみて割高とは決して思わないが、値動き自体からは危ない状態だということを認識して投資することが肝要だと思う。

              | - | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
              9/29の騰落レシオ
              0
                116.79  プラス 1.00

                日経平均 13617.24円 プラス181.33円。

                出来高 36億0524万株。
                | - | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
                富裕層向け金融サービスと個人情報保護法とソネットエムスリーという会社
                0
                  聞くところによると、日本国内で1億円以上の金融資産を保有する世帯数はおよそ134万世帯、5億円以上の金融資産を保有する世帯数はおよそ6万世帯とされる。良質で専門的な知識豊富な担当者によるきめ細かな金融サービスを欲している顧客は非常に多い。それだけ既存の金融機関に不満を持っている顧客が数多く存在していることになる。

                  それら富裕層を対象とする金融サービスが育ち始めているが、最近困ったことが生じている。個人情報保護法の施行で名簿の入手が困難になり始めているのだ。
                  そのうえ、来年からは税務署による高額納税者名簿(いわゆる長者番付)の公表も取りやめることになっており、いよいよアプローチ先の選定などが難しくなってくる。
                  また、アプローチすること自体も個人情報保護法を盾に困難な状況が生まれてきているとも聞く。

                  すでに多くの富裕層を顧客として囲い込んでいる大手銀行や信託銀行、大手証券などは顧客獲得に困ることはあまりないと思うが、それでも今後の富裕層向け金融市場の拡大を考えれば、新規顧客の獲得は至上命題。まして、大手のような既存の顧客資産がないところはどうするのだろうか。

                  このような状況で注目されるのは、ソニーの孫会社である「ソネットエムスリー」。わが国で唯一の医療従事者向けのポータルサイト運営企業で、医療従事者25万人が会員として登録、うち医師の会員数は104000人、数年後には17万人前後となるらしい。
                  全国の医師の数は25万人で所得、保有金融資産も平均をはるかに上回り、富裕層向け金融サービスの主要ターゲットと重なっている。
                  私が金融機関のトップであるなら早速提携するか、ソネットエムスリーそのものを買収して顧客を囲い込んでしまうことを考える。

                  ソネットエムスリーの強みは既に多数の医師とパイプをもっており、競合企業がないということ。ソネットエムスリーの始めたメールサービスの概要は下記のとおりだが、提携を希望する企業が多数出てくるのではないかと考えている。

                  医師のためのライフ・サポートサービス「QOL君」の概要
                  サービス開始日: 2005年9月11日
                  サービス内容: 医師のライフ・サポートとなる各種情報を提供
                  (法律、転職・開業支援、経営、金融情報など)
                  サービス利用料: 無料 
                  「QOL君」では弁護士事務所、旅行エージェント、金融機関、人材紹介会社、などの担当者が会員医師に情報を提供することになっている。
                  「QOL君」の参加企業には一定の審査を設け、会員医師にとってメリットがあると判断された各分野のトップレベルの企業&団体のみ参加が許されることになっている。
                  なお、金融機関など提携先が支払う料金は年40万通のメール送信で最低4000万円。(医師一人あたりでは4通のメール送信)

                  ※ソネットエムスリー:東証マザーズ上場企業。コード2413
                  富裕層向け金融サービスが拡大する中でソネットエムスリーの評価が上がってくるはずと期待している。

                  | - | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
                  2400 メッセージ
                  0
                    有料老人ホーム「アミーユ」を展開するメッセージだが、最近の介護関連株に振るわない銘柄が多いとはいえ、17万円台は安すぎるように思われる。
                    最近の換金売りの対象となっているようだ。

                    「アミーユ」は入居一時金が利用料金の3か月分、月額利用料も10〜18万円であり、利用のしやすさから、全施設ともほぼ満室のようである。競合が激しくなってきているとはいえ、業績は急激に拡大してきており、施設数も伸ばしてきている。この10月だけで東京・大阪などで5施設の開業を予定しているほどだ。

                    株価については、介護事業を取り巻く環境がやや不透明なところがあり、どんどん買い上がるというものでもないと思うが、メッセージについては最低でも20万円の株価はあってもよいと思う。
                    大型株が落ち着いてくれば、新興市場の銘柄見直しで押し目買いが入ってくるはず。17万円台前半は買い場だと思う。
                    | - | 12:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    7222  日産車体
                    0
                      以前にも日産車体のことを書いたが、今回は取り巻く環境が一変してきており、大きく値上がりする環境が整いつつあると思われる。

                      まず親会社の日産自動車や兄弟会社ともいえる日産ディーゼルが上昇基調を強めてきており、他のトヨタを始めとする自動車メーカーの株価が軒並み上昇してきていることも追い風になる。

                      週足チャートを見ると、まだ26週移動平均線が右肩下がりになっていることで株価の上昇ピッチを抑えている形になっている。しかしながら、この状態も長くは続かない。10月の第1週〜第2週にかけて、26週移動平均線が上方転換してくる見込みであり、そうなれば、株価の上昇ピッチが速くなると見込まれ、昨年高値900円回復も近いのではないかと期待している。

                      業績を見ると、四季報では今期横ばいで、予想1株利益は111.90円。
                      PERは7.1倍しかなく、割安状態継続である。日産グループの今期想定為替は1ドル=105円であり、業績上方修正の可能性もありそうだ。
                      チャート面で26週移動平均線が上向きはじめると、1週間で100円以上急騰する場面があることも考えられる。
                      したがって、今週から来週半ばまでに買いを入れることがよい結果を生むのではないか、と思っている。

                      目標株価は年内にPER9倍の1000円程度、オーバーシュートすればPER10倍の1100〜1150円前後もあるのではないかと期待している。
                      やや地味な銘柄なので、出来高が少ないのは気にかかるが、まわりの銘柄が上がってきているので、その分割安感が出てきており、買い安心感の強い銘柄と思われる。
                      | - | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
                      7638 シーマ株の動向
                      0
                        シーマ株につきましてリクエストがありました。

                        シーマ株は本日(9/29)JASDAQより売買規制解除となり、そのため値動きが活発となってきましたが、
                        はっきりいいまして、投資対象としてはお勧めできない銘柄といえます。

                        理由としましては
                        シーマが監理銘柄だから、最終的に上場廃止の可能性も否定できない、ということもありますが、
                        単純に利益水準から見て割高だからということです。現在の時価総額は800億円を超えていますが、その割には当期利益の水準(3.5億円程度)が低いように思われます。
                        確かに業績そのものは右肩上がりとなっていますが、株価がこの水準を維持することには不十分な状況かと思います。

                        ただ、そうはいっても株価は人気を表すものであり、投資対象とはいえなくても、投機的な売買の対象としては面白い銘柄だといえます。
                        流動性も高く、非常に短期間に売買を繰り返すことで売買益を確保できる銘柄でしょう。
                        「1円切り」という言葉がありますように、たとえば45円で10万株買い、46円で10万株を売れば、10万円の売買益が手に入ります。

                        シーマ株の現状はそういう株という割り切った方にはぴったりの銘柄です。
                        そういうことで長期の保有はお勧めできません。
                        | - | 09:44 | comments(3) | trackbacks(0) |
                        水は高きから低きへ、お金は・・・
                        0
                          水は高いところから低いところへ流れる。これは物理の法則である。
                          一方、お金は「低い収益しか得られないところ」から「高い収益が得られるところ」へ流れるというのが経済の法則である。

                          ところが、日本では長期にわたって法則に反するような状況が続いた。株式や外貨資産は危険であり、預貯金こそが至上の運用先であるかのごとき状態である。
                          もちろんこの背景にはバブル崩壊の影響もあるのかもしれないが、もっと根幹的な部分、国内における投資に関する教育環境の不毛というものがあると思う。

                          投資教育の盛んな米国では「卵をひとつの籠に盛ってはいけない」などという分散投資の基本を子供のうちから学校教育のなかで身に付けていく。だから金融資産のうちの株式保有比率は日本の何倍もある。実にうらやましい環境である。

                          そうはいっても徐々にではあるが、このいつまで続くのかわからないゼロ金利に嫌気がさしてきた人たちの資金が、一方は株式市場へ、もう一方は海外へと流れるようになった。
                          この人たちはこのような選択をすることで、預貯金とは比較にならないほどの収益を手にしていると思われるが、この成功した人たちの大きな成果を見て今後はもっと幅広い人たちが、お金をより高い収益が得られるところへ移すべく行動を起こすものと思われるし、またそのようになるであろうと期待したい。

                          おりしも、来月(来週)10月3日からは郵便局の投信窓販がスタートする。取扱い商品3本のうち2本の中身は株式100%となっており、株式市場にとっても大変期待できるのではないかと思っている。
                          さらに、来年夏以降は60歳の定年退職者が大量に発生し、まとまった資金を手にすることになる。この定年退職者の人たちの退職金の相当部分が株式や外貨資産へ向かえば、日本も本格的な運用の時代を迎えるのではないかと期待している。
                          | - | 08:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
                          9/28の騰落レシオ
                          0
                            115.79  マイナス 2.32

                            日経平均 13435.91円 プラス125.87円。

                            出来高 33億2205万株。
                            | - | 15:28 | comments(1) | trackbacks(0) |
                            換金市場となった今こそ買い場の新興市場の続き
                            0
                              リクエストがありましたので、
                              大型株相場が続く中で、安易に新興市場などの小型株に手を出すのはややリスクはあるものの、上方修正含みということで考えれば、

                              2413ソネットエムスリー 
                              四季報ではすでに経常利益が10%上乗せされた数字が掲載されていますが、10月中に中間決算公表、増額修正となるのでないかと思います。
                              医師の会員数105000人、医療従事者の会員合計では25万人を擁しており、新サービス「QOL君」の収益力も高そうなのに、現状は株価にまったく反映されていないのでいずれ株価は反転上昇するはずと思っています。

                              4313アイエックスアイ(東証2部なので厳密な意味では新興市場株ではない)
                              四季報では「上方修正必至」と記載されていますが、株価は無反応。四季報では中間決算の売上高155億円見通しで、通期見通しは233億円の記載は納得できません。もっと納得できないのは会社情報の数字。通期見通しが193億円のまま。この数字を信用する人が見れば下期減益とみられても仕様がないけれども、10月末〜11月10日前後に中間決算発表と思われるのでその頃には株価の位置は変わっているはず、と思います。

                              2330 フォーサイド
                              四季報の発売で売られ、四半期決算で売られ、信用の投げもあって大幅に下落。しかし、四半期決算と同時に公表された資料を見ると、一応「計画」とはなっているものの今期経常利益40億円、来期は80億円の見通しであり、四季報の数字よりかなり上の数字。とくに来期の部分は四季報50億円に対し、80億円だから相当な開き。
                              10月決算なので年末にならないとよくわからない部分はあるけれども、5万円を割れば、相当割安感が出てくる銘柄。

                              このところ業績絶好調にもかかわらず、やはり株価が急落している銘柄では、
                              8423フィディックとか、
                              8788フィンティック グローバル
                              8437ファイナンスオールなどもあると思います。

                              そのほかJASDAQ市場の4755楽天や4835インデックスも安値圏まで売られているように思います。

                              どんな銘柄でもチャートの形が一回崩れると立ち直るのに時間がかかるので、全力で飛びつくというのは思いとどまることをまずお勧めです。充分注意してください。
                              | - | 12:55 | comments(0) | trackbacks(0) |
                              7202 いすゞ自動車
                              0
                                いすゞ自動車の株価上昇に加速がついてきた。

                                本日の日経新聞によると、当初見通しではは営業減益のはずが一転営業増益になる見込みとのこと。
                                前期を若干上回る水準とのことだが、当期利益も前期並みとすれば、1株利益は55円前後と思われる。前期並みが確保できなくても1株利益は50円前後となろう。
                                今期だけでなく、来期の予想もほぼ同程度と思われるが、それを前提に考えれば、1株利益からみてPERは8倍前後でしかなく、割安感が強い。

                                しかもいすゞ自動車の今期想定為替は1ドル=100円。円安加速の現状ではさらに株価の上昇ピッチが速まる可能性もある。信用のまとまった売り残もあり、買戻しが入ることで株価の位置が450〜500円の水準に変わると思う。

                                中期の目標株価は1株利益50円を前提にPER12倍の600円を最低に15倍の750円程度は到達可能性が高いと思われる。時期的には年末〜来年春ということにしておきたい。

                                | - | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                換金市場となった今こそ買い場の新興市場
                                0
                                  東証一部の大活況の裏でJASDAQや東証マザーズ市場など新興市場株やIT関連の銘柄は安くなっているものが多い。東証一部の大型株が派手に値を飛ばしているだけに余計に目立っている。

                                  投資家は正直、といえば当然だが、株価が上に向かって動いている銘柄に資金を振り向けていく傾向が強い。とくに今回の上昇相場では逆張りがまったくの悪手となり、順張り投資が連戦連勝の体であるのはご承知のとおり。

                                  このような状況下では、株価が値下がり傾向の銘柄や、動かない銘柄は換金の対象となるばかり。ついには信用の投げ売りも加わって業績から見ても相当に割安と思われる水準にまで値下がりした銘柄もちらほら出てきたような観である。新興市場にそういう銘柄が特に多いような気がする。

                                  株式市場に入っている資金は通常は循環的に流れているが、大型株市場に強烈に偏って流れ込んでいるのは今だけで、やがては中・小型株市場にも流れ込んでくるはず、と私は思っている。

                                  四季報などから見ても今後業績の上方修正が見込まれる銘柄なども含めて、新興市場銘柄がまとめて売られるのはめったに見られない現象であり、買い場が近いように思われる。

                                  おりしも、9月末で中間決算、あるいは本決算を迎える企業も多数あり、10月の声を聞けば上方修正を発表する企業が相次ぐはずであり、株価の急速な出直りも期待できるのではなかろうか。

                                  現在のような大型株主導相場では、やや日陰的な存在になってしまっているが、中・小型株市場の銘柄で割安なものが増えてきていることも事実である。こちらは逆張りをお勧めする。
                                  | - | 10:28 | comments(1) | trackbacks(0) |
                                  5401 新日鉄
                                  0
                                    新日鉄は一日の出来高が1億株を超える日が珍しくなくなり、まさに上昇相場の牽引役・中心銘柄となっている。
                                    ここで、今後中・長期的にどの程度までの株価が期待できるか考えてみたい。

                                    一応9月27日現在のデータを見てみよう。
                                    株価 392円
                                    予想1株利益 45.54円(会社側予想)
                                    PER 8.61倍
                                    株式益利回り 11.62%
                                    時価総額  2兆6683億円

                                    世界を代表する高炉メーカーであり、主力製品である自動車向け高級鋼板は競争力抜群。トヨタ自動車など、日本車の増産が続いており品薄状態が継続している。したがって需給は引き締まった状態が今後も続くと予想されており、価格も強基調が続くだろう。

                                    一口に「鉄」といっても、種類は1000種類以上あるとされ、顧客毎の細かい要求に沿って作られる自動車向けなどに使われる高張力鋼板など高級鋼板は日本の高炉メーカーのシェアが圧倒的に高い。
                                    3000〜4000立方メートルもある高炉に数百のセンサーをつけて温度や空気の流入量の管理、原料炭や鉄鉱石その他の投入量・タイミングを適切に管理し、顧客の要望に沿った「鉄」ができるのであって、高炉さえ作れば高級鋼板が出てくるわけではない。まさに経験とノウハウのかたまりそのものといってもよい。

                                    以上のことからだけみても新日鉄の株価はまだまだ割安のような気がする。私は以前から新日鉄の企業価値は5兆円程度と思っていた。現在の時価総額の約2倍であり、株価に直すとおよそ750円程度となる。将来起こるであろう大規模M&A時代で買収対象とならないためには大きな時価総額が必要である。

                                    また、業績面から株価の期待値を計算してみると、
                                    今期予想1株利益は45.54円、PERは8.61倍にしかすぎない。PERの市場平均19倍とすると865円が計算で出てくるが、15倍として683円という株価も算出されてくる。

                                    この結果から、今回の上昇相場の中・長期的な目標株価を最低でも700円程度としてよいのではないかと思う。もちろん、業績がさらに上ブレする可能性もありそのときには目標株価も上方修正されることになる。



                                    | - | 08:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                    5月に書いたHP内「ご意見番」を読み直した
                                    0
                                      5月18日に公表した小生のHP内「ご意見番」の文章をそのまま掲載。見通しとしては悪くなかったと思います。ただ、こんなに早く株価が急騰するとは思っていませんでした。


                                      2005/05/18 主力優良株に株価見直しの動きが出てくる

                                       主力優良株がかつてないほどに収益力を高める中で、これらの株価は逆に低迷している。このようななかで、株価見直しの動きがこの2年以内に必ず起きると思われる。
                                       企業買収が当たり前になってきた現在、高い収益力に見合った株価=大きな時価総額がなければ必ず買収の対象になる。おりしも、5月17日に改正会社法が衆議院を通過。2〜3年後には日本でも兆円単位のM&Aが当たり前に行われるようになるはずである。
                                      そのようなときになっても、現在のような低い株価=小さな時価総額であったなら買収のターゲットになってしまうのは明らかだからだ。
                                       主役は今回も外人投資家の可能性がある。彼らは、市場の常識を逆手に取り割安に放置され、(誰も見向きもしないようなタイミングを見計らったうえで)年単位で投資し、3年程度で資金回収を図っているようである。
                                       現在の段階は2〜3年前から手がけてきたジャスダック市場や東証二部市場銘柄の収穫期のように見える。投資利回りは低く見積もっても年あたり2割は獲得できたはずである。
                                       これで回収した資金に、別の資金を上乗せした上で、東証一部主力優良株に静かに資金を移動させようとしているのだろうと思う。  
                                       M&Aの対象としては、やはり日本経済の心臓部分にあたる企業の方が(東証二部銘柄やジャスダック銘柄よりも)買収した場合の価値向上、相乗効果はブランド価値も含めて当然高くなるはずだ。 (そうでなくとも、トヨタなど国際的にも絶対的な評価を得ている企業の株価がこのままいつまでも割安に放置されていることなどありえないことと思う。世界一高品質の鉄を生産できる新日鉄もその「鉄づくりのノウハウ」
                                      の価値を考えれば評価=時価総額が低すぎる。)
                                      長期スタンス(3年程度)での投資対象としてこれらの銘柄とりわけ、新日鉄とトヨタ、三菱商事に取り組めば相当の収益が獲得できるはずと思うのは自分だけではないだろう。
                                      (参考資料)5月18日現在

                                      20050518ご意見番資料


                                      ※トヨタのみ2005/3期実績数字を使用


                                      | - | 21:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                      9/27の騰落レシオ
                                      0
                                        118.11  マイナス 1.48

                                        日経平均 13310.04円 マイナス82.59円。

                                        出来高 34億6376万株。

                                        | - | 15:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                        オンリーワンがナンバーワン
                                        0
                                          Aという人気の商品、あるいはBという人気のサービスの供給元が、たったひとつの企業だけだったら、その商品やサービスの価格はどうなるだろう。
                                          その場合には、やはり思ったより高い価格がつくと思われる。競争がないので、価格はつけ放題で、供給元の企業には思った以上の利益が転がり込む。
                                          最近の幻の焼酎ブームなども似ているところがありそうだ。

                                          逆に家電の薄型テレビでは供給元のメーカーが乱立、競争激化で価格が大幅下落、一種の豊作貧乏のような状態。

                                          上場企業を考えた場合、どちらが有利な投資対象となるかは一目瞭然。独占的に商品やサービスを提供することで、利益が多く発生する企業の方が投資対象となる。かつ、そのマーケットが急拡大しているならなおさらだ。さらにいうなら、新規参入が困難な状況ができているなら最高の投資対象となるのでなかろうか?

                                          オンリーワン企業の代表が2413ソネットエムスリー。
                                          医療関係者向けのポータルサイトを運営し、全国25万人の医師のうち、すでに10万人以上が会員登録済みで2〜3年以内に医師の会員数を17万人と見込んでいる。
                                          主な業務は医療関係者向けに医薬品情報を伝えるMR業務。現在多数の医薬品メーカーと提携、さらに提供医薬品の数も増やすことで収益を大幅に拡大させている。
                                          そのほか、韓国、米国にも進出。来年度以降の成長も確実な情勢。医師を囲い込んだことで、後発企業も見当たらず、完璧なオンリーワン企業。競合企業が存在しないことから、相当の超過利潤を得ているようだ。
                                          最近は富裕層比率の高い医師向けのメールサービスを開始。これも収益性の高い事業で、MR業務と並ぶ事業に成長すると思われる。


                                          | - | 09:07 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                          トヨタ自動車の関連企業
                                          0
                                            トヨタ自動車の株価が5000円に乗ってきたことで、その関連企業にも注目が集まりそうだ。

                                            まず6201豊田自動織機。トヨタ発祥の会社で関連企業としては別格の企業。工作機械のほか自動車の生産も手がけており業績は絶好調。注目されるのは保有株。7203トヨタ自動車株を1億9672万株、6902デンソー株を6938万株保有しており、保有株の時価はそれぞれ9875億円と2199億円で合計1兆2074億円。
                                            豊田自動織機の時価総額は9/26現在1兆2121億円で2銘柄の保有時価とほぼ同じ。トヨタ株は今後も上昇が続くと考えられるので、この株も当然上がることが期待される。

                                            次に7282豊田合成。こちらはトヨタ自動車直系の自動車部品メーカー。エアバッグなどを作っているが、携帯のバックライトであるLEDのメーカーでもある。
                                            史上最高値は8290円、その後は下げているが最近は下値きり上げの動きを続けている。
                                            最近ようやく2000円を回復したばかりだが、今後の大幅値上がりを期待している。(来年か再来年にはLED搭載の自動車向けメインランプが登場してくるのではないかと思うので)
                                            | - | 06:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                            年10%の仕組み債・・・「宝くじ、1億5000万当たったら」
                                            0
                                              自分だったら
                                              年利10%程度の仕組み債を購入したいと思います。もしそうでなければ、全額株式購入です。

                                              「仕組み債」は証券会社などで富裕層向けに販売している商品ですが、低金利になれた人から見ればとんでもなく高い金利の商品を提案してくれます。年利10%なら利息は1500万円、税引き後の手取りが1200万円ですから、普通に暮らせばお金がどんどんたまっていきます。ある程度たまったら仕組み債をまた買います。

                                              「仕組み債」は通常は最低5000万円(あるいは2500万円)〜1億円程度の金額から購入できるのですが、満期までの期間(最高30年)が長く、流動性(換金性)がほとんどないので本当に余裕資金がある人向けの金融商品といえます。通常はAA格付け以上の金融機関などが発行するものなので、安全性が高くその点は問題なしです。

                                              宝くじ15000万円の使い道としてはあまり夢がありませんが、確実な収益を手にすることができるわけで、運用先としては悪くないと思います。

                                              といっても、宝くじは買わないのでこの話は・・・・・・。
                                              | - | 21:18 | comments(0) | trackbacks(1) |
                                              9/26の騰落レシオ
                                              0
                                                119.59  プラス 7.09

                                                日経平均 13392.63円 プラス233.27円。

                                                出来高 30億7907万株。

                                                | - | 15:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                8853 ダイヤモンドシティ 続き
                                                0
                                                  日経ビジネス最新号(2005.9.19)で特集記事「日本の伸びる会社」ランキングでみごとに第一位。

                                                  ということを先週書いたが、SC(ショッピングセンター)の開発・開業を旺盛に推進する姿勢がNHKでも取り上げられて、株価の上昇に拍車がかかりそうだ。

                                                  前述のとおり、1年後の2006年秋には日産自動車村山工場跡地にも開業予定。売上高・利益ともに大きく成長。
                                                  SPC(特別目的会社)の活用で経営を効率化、出店加速で成長力が高い。

                                                  目標株価は前回どおり、一応5000円超としておきたい。
                                                  成長株として注目。
                                                  | - | 14:06 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                  トヨタ自動車5000円到達
                                                  0
                                                    トヨタ自動車が連日の新値追い。トヨタ自動車が5000円をつけるということは、7月末頃でさえ、新日鉄が400円をつけるということと、同じ程度困難なことと見られていたような気がするが、実現してしまった。

                                                    今回の上昇相場で、いかに「買い」の力が大きいかを象徴する出来事といえる。しかし、実はまだまだ相場の入り口にたったばかりであり、トヨタをはじめ大型株相場が当分継続するだろう。

                                                    今日はたまたま、権利付き最終日であり、私は権利落ち日である、明日以降こそ今日見られているような相場になるものと思っていた。明日からは10月受け渡しとなり、機関投資家の新たな動きも出てくると思われる。

                                                    トヨタの記事は以前にも書いたが最終目標株価は8000円、時価総額でおよそ30兆円を目途と考えている。
                                                    そういう点では、5000円は単な通過点に過ぎない。
                                                    | - | 13:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                    4840ドリームテクノロジーズ&4974タカラバイオ
                                                    0
                                                      リクエストがありましたが、
                                                      ドリームテクノロジーズ、タカラバイオともに、日足・週足の両方ともチャートの形が良いとはいえませんので、今すぐ右肩上がりで株価上昇期待とはいえない状況だと思います。

                                                      なお、ドリームテクノロジーズはともかく、私はタカラバイオのチャートを長期間見てきていまして、40万円を割り込むのを待ち続けています。

                                                      また、ドリームテクノロジーズは、平成電電買収で連結決算開始、業績は飛躍的に伸びるとされていますが、万が一には上場廃止になる可能性もあり、あまり手を出したい銘柄ではないといえます。
                                                      そのリスクプレミアムが高い分だけ、株価は安く評価されていると思います。

                                                      最後にMSCB発行の件ですが、既存株主軽視企業ということで、発行したという事実だけで、投資対象外銘柄とした方がよいかもしれません。
                                                      | - | 11:02 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                      「株式投資は有利な運用先」の理由
                                                      0
                                                        株式市場が活況だ。だから「株式投資が有利」というわけではない。
                                                        むしろ、なぜ今株式市場がこんなに活況になっているのかを考えてもらいたい。

                                                        金利はほとんどつかないゼロの超低金利が続いている。デフレが続いて企業業績も下向きだというときには、金利がゼロであっても資産が安全な預・貯金が有利な運用先として選択されても当然であったかもしれない。

                                                        しかしながら、今は状況が変化してきている。企業業績が上向いてきているのだ。企業業績が上向けばその企業の価値が大きくなる、つまりその企業の株価は上がることになる。
                                                        もしある人が株式を保有していれば、その人の保有資産は株価が上がった分だけ大きくなる。
                                                        逆に株式を持っていないければ、まったく資産は増えない。もとのままということになる。

                                                        東証一部市場の時価総額は2003年4月末におよそ200兆円だったものが、現在は422兆円だ。株式を保有していれば平均的に2倍になっていることになる。
                                                        今、外人の日本株投資が注目を浴びている。彼らは何のために日本株をこんなに買うのか?
                                                        理由は簡単だ。日本株が世界で一番有利な運用先だと認識しているから、ということに尽きる。

                                                        ようやく日本経済はデフレの出口が見え始めているところで、株式市場の上昇はこれからが本番だと思う。
                                                        これまで株式にあまり関心を持っていなかった人、関心はあるが危険だと思っていた人も含めて、積極的に株式投資に取り組んで欲しいと私は思っている。そうでないと、資産を増やすことはできないのだから。

                                                        | - | 18:23 | comments(1) | trackbacks(0) |
                                                        拡大する外人買い〜〜次元が異なるマーケットへの変貌
                                                        0
                                                          寄り前外人売買注文

                                                          このグラフは外資系証券会社12社合計の寄付き前売買注文の状況を表している。(左側が日経平均株価、右側が差し引きの売買注文株数)

                                                          この夏以降外人買いが急激に増えていることがわかる。
                                                          日々の変動が大きいのでわかりやすいように5日間の累積を出しているが、株式市場が8月からそれ以前とはまったく次元の異なるマーケットになったことをよくあらわしている。
                                                          今後も外国人投資家がわが国の株式市場をリードすると思うが、10月になれば国内機関投資家も買い主体として登場してくるに違いないと思っている。

                                                          今年の株式市場は前半と後半では次元が全然違う市場に変貌した。株式市場に直接・間接どちらも関与していない人は「株を持っていないリスク」を身をもって知ることになる、と思う。
                                                          | - | 15:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                          企業の余剰資金はどこに向かうか
                                                          0
                                                            わが国の資金循環を見ると、
                                                            政府は大幅な資金不足で、家計はわずかな資金余剰、企業部門は大幅な資金余剰となっている。
                                                            10年ほど前までは企業部門が資金不足で、家計部門の貯蓄を企業にまわしていたのだ。ところがこの数年は、企業の資金余剰が目立ってきており、一説には企業は82兆円の余剰資金を蓄えているとされる。この資金が動き出すことで、わが国の経済が活性化すると期待している。

                                                            企業の余剰資金は、バブル崩壊以降、企業が借入金返済と投資の抑制、自己資本の充実に努力した結果であるが、「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉もある。そろそろ何らかの使途を考える時期ではないかと思っていたが、その答えが出始めているようだ。

                                                            第1が、積極的な設備投資である。トヨタ自動車など一部企業は、今期大規模設備投資で減価償却が大幅に増える予定である。設備投資は将来の企業の成長には不可欠なものであり、今後の日本経済成長のけん引役になるはずと期待している。

                                                            第2が、積極的なM&A投資である。たとえば、アサヒビールはM&A予算として3年間で1000億円を計上、ファーストリテリングも数千億円規模のM&A予算を持っているようだ。最近は、企業の買収などとは無縁と思われた企業でさえ、企業買収で業容を拡大しようとしていることが注目される。M&Aが日常茶飯事となるわけで、株式市場を今以上に活性化させることが期待される。

                                                            第3が、配当金の増額である。企業の余剰資金の使い道として株主の関心が高い配当金について、増配・復配を実施する企業が非常に多くなってきた。今後は、配当性向を高める企業が増加したり、なかには四半期配当制度を採用する企業も出てくる可能性がある。

                                                            第4が、給与などの拡大である。配当と並び家計への資金還流の一環をなす。

                                                            第3と第4については、本来、金融機能が麻痺していなければ、つまりゼロ金利でないならば、金融機関を通じて家計に入るはずだった企業の資金が別の形で家計に還流し始めた。
                                                            また配当金拡大や給与の増加は個人消費を活発化させることで、伸び悩んでいた内需を大きく刺激することになると思う。




                                                            | - | 13:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                            再掲  7201 日産自動車
                                                            0
                                                              日産自動車に出遅れ修正の動きがようやく出てきた。

                                                              着々と値上がりを続けて4年ぶりの4800円の株価を示現しているトヨタと比較すれば出遅れが明らかになってきている。
                                                              今期予想一株利益は126円であり、現在のPER10倍弱の水準は明らかに割安。
                                                              主力の米国での販売が伸びているほか、中国市場でも主力のティーダの販売が快調、想定為替を1ドル=100円としていることも株価を後押しするはずだ。

                                                              日産自動車株は2年前の1455円をピークに長期右肩下がりの局面が続いたが週足チャート、月足チャートでみてもいよいよ長期上昇相場が訪れてきたようだ。週足チャートでは9月末〜10月始めに26週線と52週線のゴールデンクロスを形成すると思われ、年単位の長期的な上昇基調を強めることが期待される。

                                                              当面の目標株価は年内1455円の奪回から新値更新を期待する。
                                                              | - | 16:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
                                                              | 1/4PAGES | >>