2009.06.06 Saturday
「不景気の株高」
「不景気の株高」がすでに始まっているというのが
市場参加者の間で徐々に認識されてきているようです。
今回の金融緩和は長期間行われそうですし、
金融緩和が世界的にかつてないほど大規模に行われていることから、
「不景気の株高」の期間が長く、上昇率も大きくなると
思われます。
不景気の株高は金融緩和が終わるまで続き、
うまくいけば、
「業績相場」へと移行していくはずです。
前回でいうと量的緩和政策の解徐が行われた2006年3月の少し前から
業績相場に移行し、その前後では相場の主役が交代したというふうに
理解しています。
簡単に言うと、ライブドア代表の小型株相場から新日鉄代表の大型株相場へと
相場の形が変わってしまいましたが、
今回も最初は株価の上がりやすい小型株主導、
そして大型株はその後を徐々に追いかけるということだと思います。
ご参考ですが、
下記の文章は3年前の6月24日付け
当ブログの文章です。
思わず
「今より昔の方が面白い文章を書いていたなあ」
という感想をもってしまいました。
「不景気の株高」「好景気の株安」
景気が良いのに株安
景気が悪いのに株高
ということがよく聞かれますし、実際によくあるものです。
本日は「不景気の株高」「好景気の株安」のことで話をします。
「好景気の株安」の代表例は1990年(平成2年)の株価暴落。
当時日本経済は史上空前の好景気でしたが、株価は大崩れして前年末の高値から日経平均が半値水準近くまで暴落という凄まじさでした。
なぜこのように株価が大きく下がったかといえば、簡単に言いますと、
「株式市場に資金があまり入ってこず、逆に出て行くほうが多くなった」
からというのが正解です。
(もっといえば、みんなが寄ってたかって株を買ったので上がったのだけれど、その後のお金が続かなかったからです)
逆に「不景気の株高」は2003年〜2004年の株価回復局面。景気は悪いのに株価は上がっていきました。
もっと詳しく書きます。
まず「不景気の株高」がなぜ起こるのかといえば、
不景気ということで金融が緩和されますが、すぐに企業の設備投資に回るわけではありません。
でもお金は余っているわけですから、そのお金が出口を求めて流動性の高い株式市場に入ってくる、結果として株価が上がるという現象が見られるのです。
では逆に「好景気の株安」。
景気が良くなると、企業はもっと儲けようと設備投資を行い、雇用も増やそうとしますが、一方では金融の引き締めということもよく行われます。
世の中からお金が不足しがちになりますので、株式市場への資金流入が細ってしまいます。
そうなれば、株価は勢いを失って「好景気なのに株安」という現象が起きてしまいます。
株式市場に企業業績や景気そのものとは無関係に大きな変動が起こるのはあまり好ましいことではありません。副作用も強く出ます。
そのへんのさじ加減をうまくやる役目を負っているのが日本では「日本銀行」です。
1980〜1990年代のバブル生成〜バブル崩壊は日本銀行が金融引き締めのタイミングを誤ったことと、引き締めを長期間やりすぎたことにあると思います。
そのために人生そのもが狂わされてしまった人がたくさん出ました。
日本経済浮沈の鍵を握る日本銀行ですから、全国民から信頼される総裁にその席に座って欲しいと思っています。
謙遜して自らを「ど素人」とおっしゃる福井日銀総裁ですが、国会の場での発言であり、もし本当にご自身のことをそう思われるのであれば、総裁の職から身を引くのも選択肢の一つだと思います。
(最後は横道にそれてしまいました)
※投資の参考本各種










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